
平成7年度−タンピング装置を適用(図3.2.1参照) φ 60mm、40kPa(11.5kgf) φ 60mm、60kPa(17.3kgf) (B) 試料の準備 a試験に先立って、全試料を水分等が均一に分布する様に十分に混合する。 b試験用の試料は、5、000ml以上の量を用意する。 c測定開始時の水分測定用として、試料から約300gを採取し乾燥皿に入れ、直ちに試料量を測定する。 d残試料を試験用試料とする。 (C) 試料の調整 a振動台の中央に堆積容器を置き、固定用治具ににより振動台に固定する。 b試料は、粒子相互間の応力を均等化するため、4段階に分けて堆積容器に入れる。各段階では、試料の全表面をバネ式タンパー等[φ30mm、40kPa(2.8kgf)/φ60mm、62kPa(18kgf)]又は、タンピング装置[φ60mm、40kPa(11.5kgf)/ 60kPa (17.3kgf)]により十分に填圧し、最終的に供試体の充填高さが100mm+αとなる様に試料の調整をする。 c貫入ビットは10kPa(微粉精鉱用)又は、5kPa×2(石炭その他用)を供試体表面の中心部に設置する。 (D) 試 験 a上記試料を調整後、供試体に加速度2G±10%(rms)を6分間加える。 b試験の前後に、堆積容器上端から供試体表面までの距離を少なくとも3点計測し、供試体の沈下量を求める。 c見掛けの貫入量から表面沈下量を差し引いて真の貫入量とする。 d液状化の判定基準は、貫入量が50mm以上とする。 e貫入量が50mm未満の場合 初回試験で貫入量が50mm未満の場合には、試料の水分値が流動水分値(FMP)を下回った状態にあるので、堆積容器から試料を取り出し、残りの試料と十分に混合する。この試料総質量の約1%(但し、液状化現象が近くなったら0.5%以下とする)に相当する水を試料に加え、よく混ぜ合わす。この手順を液状化が発生するまで繰り返す。それぞれの試料毎に調製試料から200〜300gの試料2個を採取し、含有水分を測定する。これら水分値の平均値を当該試験時の水分値とする。 f貫入量が50mm以上の場合 初回試験で貫入量が50mm以上の場合には、試料の水分値が流動水分値(FMP)以上をの状態にあるので、堆積容器から試料を取り出し、残りの試料と共に室内乾燥する。ある程度乾燥した後、液状化が発生するまで上記手順を繰り返す。 g水分値の決定法 試験の結果、液状化が発生した最低の水分値を[Ma]、液状化が発生しなかった最高の水分値を[Mb]とする。液状化が発生した最低水分値[Ma]と液状化が発生しなかった最高水分値[Mb]との差は0.5%以下であること。 (E) 水分測定
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